シワの原因と治療方法

皮膚は、肌表面から順に、表皮、真皮、皮下組織の3つの層から成り立っており、表皮は約0.2mm、真皮は約2mmと大変薄くなっています。

シワの種類にはいろいろありますが、大きく分けると、表皮の機能低下によって発生する小ジワと、真皮の機能低下が原因の深いシワに分かれます。表皮の表面には、皮溝と呼ばれる細かい溝と、皮溝に囲まれた皮丘があり、皮溝と皮丘で「皮紋」と呼ばれる模様を形成しています。若い間は、皮紋は細かく均一ですが、年齢とともに粗くなり、皮溝の深さもバラバラになっていき、肉眼でもはっきり見えるシワになります。

その原因は乾燥で、加齢や紫外線、空気の乾燥、皮膚機能の低下で、表皮の最上層部の角質層の水分保持機能が衰えると、皮膚の表面が収縮して皮紋が不規則になり、皮溝が深くなって小ジワが出現します。真皮は、コラーゲン繊維とそれを束ねるエラスチン繊維などから構成され、繊維成分の間にヒアルロン酸などの高保湿成分が存在して肌の弾力を保ちます。加齢や紫外線などで、コラーゲン・エラスチンが減少したり、これらの成分を生成する細胞の機能が低下すると、肌の弾力が失われて、皮膚は弛緩し、深いシワができます。

治療方法には、気になる部位に薬剤を注入する治療法と、レーザーによる治療法があります。ヒアルロン酸注入は、ホウレイ線やマリオネットライン、表情ジワなどに有効です。表情ジワには、筋肉の働きをブロックするボトックス注射がよく用いられます。レーザー治療は、熱作用でコラーゲンの産生を促して、たるみによるシワに効果を発揮します。

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